2月の東京料理サミットにてピエール・ガニエール氏の講演を見て、是非その料理に会ってみたいと思っていたのですが、今回仕入れに行ったところ、韓国食材を使ったガニエール氏の料理に会うことができました。ガニエール氏のソウル店は、ロッテホテルの最上階にあり、眺望は素晴らしく、料理・接客すべてに感激して帰ってきました。
数ある料理の中に、大変興味をもったものがありましたので紹介します。
「フランス風キムチとフォアグラ」という料理で、どんなものが出てくるのかと待っていると、私たちの思う赤く辛いキムチとはまったく別物でした。白芋の酢漬けとフォアグラを合わせ、濃厚なソースをかけた一品。ガニエール氏のキムチとはこういうものかと驚きました。
「ロブスターのつめ・ハニーと高麗人参風味」も、…生人参にハチミツをつけて食べたことはありますが…、それにロブスターを合わせた絶妙な一品に仕上がっていました。
他の料理も韓国の食材を使ってはいましたが、内容はガニエール氏のフランス料理でした。見て楽しみ、食べてオドロキ、の4時間で大満足の食事でした。
このお店には、ソさんとういう日本人担当の方がいて、すべて日本語で説明してくれるので安心です。
個室はいろいろありますが、お薦めは窓の外に南山タワーやソウルのビル街が一望できる「モーパッサン」という部屋がいいのでは…。この部屋は、韓国テレビドラマ「スターの恋人」でチェ・ジュウさんの食事シーンに使われた部屋だそうです。
ちなみに東京のガニエール氏のお店は8月に閉店したそうです。(残念!)
食事の後には、シェフとツーショットしたり、メニューにサインをもらったり、各個室を案内してもらったりと、とってもスペシャルなディナーでした。
個室でゆっくり食事を楽しみたい時には、日本からも予約ができますよ
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