ウェンゲンの宿泊ホテルへ行くためにラウターブルンネンでバスから列車に乗り換えます。ラウターブルンネンはユングフラウの麓にあるV字谷の断崖に挟まれた村で、5分も走れば家並みは途切れアルプスの草原が広がります。村外れにある落差約287mの滝には、その高さ故落下する途中で飛び散ってしまうので滝壺がないそうです。ウェンゲンは、そこから列車で15分位、山の中腹に開けた日当たりの良いテラスのような村です。駅を出て200m位が中心街というほんとうに小さな村でした。それでもスーパーがあったので、まずはスイスの物価を知るために中に入ると、品揃えは日本とほぼ同じようでしたが、価格はチョット高め。でもびっくりしたのがチーズの品数の多さと日本の1/2位という価格の安さ!その日は、ハイジに出てくるような景色を楽しみながら、身も心もゆっくりと過ごすことができました。<つづく>
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